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Latest Update 2004/07/17

西武401系(1次車)

実車について:西武401系は冷房化が進んでいた701系の増結車として使用できるよう、旧性能車の411系を昭和53年から56年に改造して誕生しました。401系は1・2次車と3次車で雨樋の高さが異なり、前者では701系と同じ低い位置に、後者は801系と同じ張上げ屋根になっています。また乗務員扉脇の雨樋の有無や側面ステップの有無、前位側ランボードの違いなど、形態差が豊かなのも特徴です。長らく新宿線系統を中心に活躍してきましたが平成10年度で全車引退し、1両も廃車されることなく近江鉄道、三岐鉄道、上信電鉄に譲渡され、現在も活躍しています。

西武401系(1次車)

BONA FIDE PRODUCTの西武401系(1・2次車)キットをストレートに組んでみました。素性が十分に良いので特に改造らしい改造はなく、ただひたすら綺麗に組み立てることだけに努めました。

クモハ401(奇数車)

キットの指示どおり組み立てましたが、床下機器は実車写真を参考に並べ替えてあります。なお、今回は増結用なので両先頭部にボディーマウントTNカプラーを取り付けて連結に備えています。

クモハ401(偶数車)

屋根上配管のディテールアップ以外、特に改造していません。実車と同じステンレス製のドアと飾り帯がキラキラと輝いていて、思わずニンマリしてしまいます。もはや自己満足の世界です・・・。

クモハ401(偶数車)前面及び屋根

前面は薄い洋白製で、非常にシャープに仕上がります。その反面手すりの固定に一工夫しないといけません。私の場合は裏側にプラ板の破片を貼って厚みを稼ぎ、グラグラしないようにしています。

このキットは配管の材料以外全ての部品が入っているので、素組みでご覧のような感じになります。なお今回は1次車としているので、前位側ランボードは411系の物になっています。もちろんその部品も入っています。

クモハ401(偶数車)屋根

101系で凝りに凝りまくった配管を2度も作りたくなかったのですが、101系と連結した時のバランスを考えて、仕方なくやってしまいました・・・。今回はステップがある分、余計に大変でした。なお、屋根上機器は101系同様、実車に倣って色さししてあります。

これから作る方にアドバイスですが、ランボードの足は折り曲げた時点で曲げた部分の裏側に少しだけハンダを盛って強度アップしておくと良いと思います。私は歯ブラシで車体を洗った時2本取れてしまい、大汗をかきました

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