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Latest Update 2011/12/4

115系(豊田車両センター訓練車)

実車について:国鉄時代は各地に教習車・訓練車と呼ばれる乗務員訓練用の車両が存在していましたが、老朽化で次々と廃車されて現存するものは数えるほどになってしまいました。JR東日本では103系、485系、キハ58系といった 直流電車・交直流電車・気動車を代表する形式から改造されてきましたが、豊田車両センターには現存する唯一のモハ114-800を含む115系の訓練車が配置されています。主に首都圏の乗務員訓練に使用されています。
115系訓練車(豊田車両センター)

グリーンマックスの115系初期車キットを ベースに豊田車両センターの115系訓練車を製作しました。原形ライトケースを流用してシールドビーム化された前照灯や低屋根のモハ114-827など、いずれも個性的な車両で構成されています。

鉄道模型趣味 増刊 N gaugeマガジン(機芸出版社刊) 2010年夏号 掲載

クハ115-207

中央本線内で東京方となる先頭車です。前面にはジャンパ栓が取り付けられています。

車体はGMのクリーム1号とモリタの青15号、屋根はGMの35ダークグレーで塗装してあります。また製作当時は鋼製キセのAU75を搭載していたので、カトーのAU75BをMrカラーのニュートラルグレーで塗装して屋根と微妙に色を変えてあります。

ヤ115-6

編成中唯一「ヤ」を名乗る車両です。車内は座席が撤去され、訓練で各機器の動作が確認できるように改造されています。

模型ではこの車両に動力を組み込み、運転会用にDCCデコーダを搭載しています。

モハ114-827

115系800番代の最後の生き残りとして今後の去就が注目される車両です。

GMのキットには低屋根部の部品が含まれていないのでトミックスのモハ164-800(改造冷房車)のものを使用しています。このタイプの屋根板は分売が無いため製品から流用しました。

クハ115-108

クハ115-207とは異なり、助士席側の屋根上にホイッスルが取り付けられています。

訓練車の文字と車番はレボリューションファクトリーのインレタ、所属標記等はトレジャータウンのインレタで再現しています。方向幕は自作のステッカーです。

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