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Latest Update 2004/7/5

秩父鉄道 デキ200

実車について:秩父鉄道所有のD級50t電気機関車です。日立製作所で昭和38年に201〜203の3両が製造され、出力はデキ100型より増強され920kwとなりました。そのため軽量の車体で牽引力を稼ぐため、この機関車の最大の特徴となるL型軸梁式の台車が採用されました。
 現在、秩父鉄道にはパレオ塗色となった201のみが在籍し、残りの202と203は三岐鉄道へ売却されてしまいました。その他、秩父鉄道の貨物輸送はこちらのリンク先をご覧ください 「貨物口 秩父鉄道

模型について: ワールド工芸製のトータルキットを組み立てたものです。パレオ塗装はどうも好きになれず、またあまり貨物列車の牽引を行なわないため、今回は秩父ブルーを身にまとった202号機にしました。
 しかし特定ナンバー機という訳ではなく要点を押さえ適当なディティールアップで済ませています。
 
 側面
 
塗装はGMカラー22番の「小田急ブルー」をそのまま用いました。写真ではあまり感じないのですが少し濃い青で全検出場直後と言った雰囲気です。

  表記類
 ナンバーと社紋は元々エッチングパーツが付いていますが、それを使うと綺麗に文字が表現できないので、あえてここはAdobe Illustratorで作図したものをデカールに印刷して貼り付けました。
 


 屋上
 
パンタグラフはキット付属のTomix製のものをそのまま使用していますが、パンタ台を切取りカトーのASSYパーツ「14061 パンタ碍子」(アーバンライナー用のもの)を用いて2段パンタ台を表現しました。

 これはかなりバランスも良く、前作の東武ED5060で用いたペアハンの2段パンタ台より良い感じになり気に入っています。

 またヘッドライト上に乗っているアンテナも工場長に適当なアンテナの在庫を融通してもらい取り付けました。なかなか良いチャームポイントになっておりこちらもお気に入りです。

  前面周り
 このデキは東武ED5060と違い、パーツによる前面ステップの表現が省略されていたので、0.2_真鍮線でステップを植え付けました。ハイライトはヒサシ上のものでヨ形の手すりになっているのをしっかり再現してみました。

  前面帯
 前面帯は塗装をしようと思ったのですが、前面ステップをすでに取り付けてしまっていたのでマスキングに手間取り、デカールを作成して済ませました。
  
   
標識灯
 キットはホワイトメタル製の標識灯のみですが、それでは寂しいので手持ちであったレボリューションファクトリー製「047尾灯円板」の半丸を取り付けています。

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