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Latest Update 2004/5/8

秩父鉄道 ヲキ100

実車について:秩父鉄道所有の35t積み鉱石車で、通常のヲキ100の他に車掌室付きのヲキフ100もあります。ヲキ100は車体がリベット留めの前期形と溶接の後期形があり、ヲキフは車掌室が狭く手ブレーキが飛び出ている前期形と、現在見られる後期形に分類できます。
 運用は現在10両1ユニットを2ユニット用いた編成で影森の奥にある三輪鉱山から太平洋セメント熊谷工場へセメント原料の石灰石輸送に使われています。かつては秩父第二工場へ1ユニット10両の編成で輸送も行なわれていました。秩父鉄道を支える屋台骨として数多くの本数が今も走りつづけています。詳しくはこちらをご覧ください 「貨物口 秩父鉄道

模型について: 5両1セットの金属キットで定価12000円にてkitcheNより発売してましたがあまりの価格の高さに1セットも買えずにいました。しかし、数年前JNMAでキットが叩き売られているのをここぞとばかりに買い込み念願の実物通り20両編成で仕立て上げることが出来ました。
 
 ヲキ100(前期)
 
線が細く繊細なキットですが落ち着いて作れば特に苦労はありません。
 またディティールも程よく再現されており素組みでも全く見劣りしません。
 台車はカトー製トキ15000のものを用いています。安くて転がりも良く黒染め車輪なので文句無しです。


 ヲキ100(後期)
 
インレタが細かく種類も豊富なので貼り付けに苦労はします。ですので1度透明デカールに転写してから貼り付けました。
大変ですが全て取り付ければとても表情豊かになります。
 また、車番は10両分なので残り10両は数字を組み換えてすべての車番がダブらないようにしてあります。


 ヲキフ100
 
車掌室側台車は説明書通りセキ3000のTR41を用いカトーナックルを装備して開放が楽しめるようにしてあります。
 また赤色円盤はマイクロエースの貨車に付いて来るオマケの縁を銀で塗ってから取り付けてあります。

 ヲキフ100
 
4両もあるので実車に習いHゴムが灰色のものと黒のものとで作り分けてみました。ナベの内側は上の写真よりもう少し赤みの強い錆び止め塗料のような色で塗ってあります。この色に関しては「桜庭FACTORY」の羽瀬川様が調査をしていただき大変助かりました。ありがとうございました。

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