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Latest Update 2011/4/24

西武551系

実車について:西武551系は昭和36年に登場した車両で、451系を基本としながらも当時流行であった湘南スタイルの前面デザインを取り入れ、後に続く車両のデザインに影響を与えました。性能面では変更は無いものの先頭車に初めて電気連結器が採用され、増解結作業の省力化が図られました。
新製当初は4連でしたが昭和43年にモハ571とサハ1571を組み込んで6連になり(551Fを除く)、その後モハ571とサハ1571の先頭車化にともなって昭和53年以降 再び4連に戻されました。
末期は601系のクハ1651と2連を組んで支線で活躍しましたが、昭和63年に引退し一部が一畑電鉄と総武流山電鉄に譲渡されました。
西武551系

鉄道模型仲間と「西武の赤電」をテーマに製作したもので、GMの西武451系キットをベースに551系の6連を再現しました。 プロトタイプは唯一TR22Aを履く強力編成の559Fとし、6連化以降ヘッドライトのシールドビーム化や列車無線アンテナ・電照式方向幕が取り付けられる前までの姿としています。

エリエイ出版刊 月刊とれいん 2010年9月号掲載

先頭車の側板の加工

551系は乗務員室扉の脇に縦樋が無く、その分だけ扉と窓の間隔が狭くなっているのが特徴です。これを再現するのに一旦乗務員室扉を埋め込んでしまい、少しずらして穴を開けて扉を埋め込む方法をとりました。

まず写真上のようにプラ板で扉を埋め込んでしまい、1.5mmずらして扉の位置をケガキます。

扉をはめ込む穴をあけたら中間車製作で発生する乗務員室付近のパーツから扉を切り出してはめ込みます。

最後に元の乗務員室扉の前端の境界線で側板を切断して加工完了です。

雨樋の修正

GMの古いキットは側板と妻板の継ぎ目が角に来るので埋め込むのにかなり苦労します。そこで雨樋を一旦削ってしまい、プラ材で復元する方法をとりました。

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