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Latest Update 2006/05/01

西武 E21形 E22

実車について西武E21形は昭和2年に 武蔵野鉄道が川崎造船所(現在の川崎重工)に発注して製造された車両で、当初はデキカ20形と呼ばれていました。その後旧西武鉄道との合併に際しE21形に形式変更されました。全長は10mあまりの小型電機ながら出力568kWと見た目のわりに力持ちで、主に小貨物の牽引にあたっていました。ボンネット付きで右運転台という珍しいスタイルが特徴でしたが、E21が1973年に、E22が1978年に廃車解体されてしまいました。

 

西武 E21形 E22

ワールド工芸の西武鉄道E22キットをストレートに組んで仕上げました。E52と同様に独特のスタイルが手際よく再現されています。 基本的には素組みですが、不恰好なパンタ台の修正や床下エアタンクの配管再現などディテールアップ改造してあります。 また今回の目玉としてヘッドライトの点灯化やDCC化などの電気的な部分も改造してあります。

 

1-3位側

車体は曲げ済みで、それに前面 を貼り付ける構造になっています。車体は特に難しいことはありませんがボンネットが意外に難関で、うまく組み立てないと隙間が開いてしまいます。

2-4位側

西武の社紋はトフのインレタ、車番はあいづを製作したときのインレタに入れておいた自作品を使用しています。

屋根

キットのパンタ台はGMのPS13を使用するため、真ん中に取り付け穴の開いた板状になってします。しかし実車はスカスカの枠状なのでプラ板から自作し、パンタ自体もTOMIXのPS13に交換しました。

ホイッスルは銀河のパーツ、アンテナはKATOのE851用です。

前面、ボンネット周り

前面のディテールアップとして、ヘッドライトを銀河の100Wに交換しました。これは点灯化に備えた点でもあります。ガラスはMODELAで作った自作品で、ワイパーはTAVASAのパーツを加工したものです。

ボンネットのカバーは元々ただの平板ですが、実車は角にRが付いた形状になっているので、ヤスリで角を落として丸めておきました

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