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Latest Update 2005/12/30

485系(リニューアル特急あいづ)

「鉄道模型趣味」の記事には製作中の写真がありませんが、準備はしてあったのでここで紹介したいと思います。出品時に添付すればよかったのですが締め切りに追われて忘れてしまいました。TMSの記事の補足として見ていただければ幸いです。

塗装を落とした車体

記事に書いてある通り、事前にガソリンの水抜き剤(IPA=イソプロピルアルコール)で塗装を落としました。溶剤のように塗料を完全に溶かすわけではなく、変質させて浮き上がらせるような感じなので歯ブラシで擦らないと落ちません。

しかしプラスチックを侵さないので安心して使用できます。

前面の設計

前面の加工ではCADによる設計・加工支援を行いました。まず実車写真や雑誌などからカットラインやライトなどの位置を割り出し、模型とすり合わせを行いながら製図します。それをシール紙にプリントして車体に貼り付け、マーキングしました。

この手法は塗装のマスキングにも応用しています。

使用例1

写真のような感じで使用します。このあとカーブに沿ってカッターでなぞり、加工ラインをマーキングしていきます。

(まだライトの位置や手すりの位置を入れていない試作品なので、上の図とは異なります)

使用例2

上部も同じようにマーキングします。この手法で肝心なのは貼り付ける基準となる線を決めることです。基準がずれるとせっかくのCAD製図が無意味になります。

前面上部では前面ガラスのラインを基準としています。

 

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